消費者行政に関する町長表明

平成29年4月に本町に開設しました「西都児湯消費生活相談センター」も開設から7年が経過しました。寄せられる相談件数につきましては平成29年度から令和5年度にかけて、年間218件から400件と年々増加している状況です。相談内容も複雑・多様化しており、相談員も対応に苦慮しております。中でも訪問販売によるトラブル、インターネット販売による定期購入関連のトラブルが増加しており、高齢者や若年層が被害者となるケースが多くなっています。

消費者トラブルを未然に防ぐため、町のSOSネットワークを利用した情報提供や各種イベントでのグッズの配布などを通して啓発活動に取り組んでおりますが、啓発活動はさらに力を入れないといけないと感じているところです。

今後も高鍋町では、消費者行政強化交付金事業補助金を活用し、相談員のスキルアップを図り、寄せられる相談に対し適切な対応をとれるような体制づくりを行い、町民のみなさまが安心して暮らせる地域社会を目指してまいります。

令和6年4月1日

高鍋町長 黒木 敏之