高鍋町の紹介

更新日:2022年04月25日

高鍋は、奈良時代に城が築かれ、江戸時代には秋月家3万石の城下町としての歴史を持ち、明治以降は児湯地方の中心と位置づけられてきました。

また、第7代高鍋藩主秋月種茂公により創設された藩校「明倫堂」から多数の人材を輩出し、教育、文教の地という側面も持ち合わせています。

これらにより、高鍋町は、歴史と文教の町と呼ばれています。

高鍋町のシンボル

町章

町章

 

町の伝統、活気あふれる産業、町民の融和など町の発展性を基本に、上半分は「タ・カ・ナ」を示し、下半分で「ベ」を示しています。

(昭和41年10月1日制定)

町木【モクセイ】

モクセイ

 

高さ3メートル以上にもなり、においのよい小さな花がつきます。品格があり、家庭でも育てやすい木です。

(昭和49年10月1日制定)

町木【タカナベカイドウ】

タカナベカイドウ

バラ科リンゴ属の植物で、3月中旬から下旬に約3センチメートルの淡いピンク色の桜とそっくりの花を咲かせます。

ハナカイドウやノカイドウよりも花柄が2センチメートルと短いのが特徴です。

(令和元年10月1日制定)

町花【ナデシコ】

ナデシコ

秋の七草の一つで、別名「ヤマトナデシコ」。高鍋藩主秋月家の家紋であり、優美な淡紅色の花が咲きます。

(昭和49年10月1日制定)

町民歌

町民歌

作曲:長谷善晴 作詞:大倉貞人

補作:安田尚義、海老原 直

 

一 朝陽に映ゆる舞鶴の みどり輝く城の跡

わが先哲のともしたる 明倫堂の灯はもゆる

ああ高鍋は文教の 精神(こころ)に強く生きる町

 

二 小丸の流れつくるなく 歴史を語る古墳群

あしたを築くしあわせの 夢も明るく手を結ぶ

ああ高鍋は団結と 融和のもとに伸びる町

 

三 蚊口の浦に潮みちて (まち)並み広く展けゆく

いま建設のうた声が ひばりが丘にこだまする

ああ高鍋は躍進の 未来を持ちて光る町

 

この歌の誕生日(昭和41年10月1日)

地勢

地勢
高鍋町

 

空から見た高鍋町中心部。
 画像左上方向が北で、中央やや上の川は小丸川、右上の海は日向灘です。

高鍋町は、九州の東側、宮崎県中央部海岸沿いに位置しています。宮崎平野の北部にあたり、町内全域が沖積平野および洪積台地で、中央部を一級河川小丸川と宮田川が流れ、周囲三方を台地に囲まれた地形となっています。海岸部は遠浅の砂浜となっており、アカウミガメ産卵地や天然牡蠣産地、「快」水浴場100選の高鍋海水浴場を有しています。

町域は東西10キロメートル南北6キロメートル、面積43.80平方キロメートルで、宮崎県内の自治体としては最も面積が小さく、西は西都市と児湯郡木城町、南は新富町、北は川南町と接しています。

高鍋町内には、宮崎県の大動脈である国道10号やJR日豊本線が通り、町内を起終点とする県道が周辺を結んでいます。さらに東九州自動車道高鍋インターチェンジが平成22年7月に開通し、県都宮崎市と工業都市延岡市・日向市のほぼ中間という条件を生かしたさらなる発展の可能性があります。

市外局番
市外局番 地域
0983 高鍋町全域

 

郵便番号
郵便番号 地域
884-0001 高鍋町大字高鍋町(たかなべまち)
884-0002 高鍋町大字北高鍋(きたたかなべ)
884-0003 高鍋町大字南高鍋(みなみたかなべ)
884-0004  高鍋町大字蚊口浦(かぐちうら)
884-0005  高鍋町大字持田(もちだ)
884-0006 高鍋町大字上江(うわえ)
884-8655  高鍋町役場

 

人口

高鍋町は、2万人を超える人口と、1平方キロメートルあたり500人程度の人口密度を有しています。町内に農業系の教育機関が立地していることから、15から25歳の男性人口が多くなっています。

人口の一覧(国勢調査の確定値) ※基準日:各年10月1日
昭和13年 昭和30年 昭和40年 昭和50年 昭和60年
男(人) 6,960 9,485 9,424 10,689 11,356
女(人) 7,002 10,421 10,470 10,805 11,883
合計(人) 13,962 19,906 19,894 21,494 23,239
人口密度(人:1平方
キロメートルあたり)
317.9 453.2 453.0 498.4 529.1
世帯数(世帯) 2,813 4,129 5,004 6,788 7,714
一世帯あたり人口(人) 4.96 4.82 3.98 3.16 3.01

 

  • 昭和13年は、旧高鍋町と上江村が合併して、現在の高鍋町になった年です。
  • 人口密度(人:1平方キロメートルあたり)は、高鍋町の面積(43.80平方キロメートル)で計算しています。
人口の一覧(国勢調査の確定値) ※基準日:各年10月1日
平成7年 平成12年 平成17年 平成22年 平成27年
男(人) 11,339 11,032 10,893 10,324 9,900
女(人) 11,547 11,716 11,629 11,409 11,125
合計(人) 22,886 22,748 22,522 21,733 21,025
人口密度(人:1平方
キロメートルあたり)
521.1 517.9 512.8 494.8 480.0
世帯数(世帯) 8,565 8,780 9,033 8,668 8,678
一世帯あたり人口(人) 2.67 2.59 2.49 2.51 2.42

 

人口ピラミッド(平成27年10月1日現在)

人口ピラミッド

産業

高鍋町は、児湯郡や西都市を商圏とする小売店や飲食店が集中しており、第3次産業の比率が高くなっています。

また、国や県の出先機関が集中していることや、近隣に航空自衛隊新田原(にゅうたばる)基地が存在することから、官公庁職員の割合も高くなっています。

産業の一覧
  昭和50年 昭和60年 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年
第1次産業(人) 2,138
(22.3%)
1,886
(17.9%)
1,636
(16.0%)
1,506
(14.1%)
1,366
(12.7%)
1,303
(12.4%)
1,106
(11.2%)
第2次産業(人) 2,175
(22.7%)
2,385
(22.7%)
2,500
(24.4%)
2,563
(23.9%)
2,531
(23.6%)
2,182
(20.7%)
2,025
(20.5%)
第3次産業(人) 5,257
(54.9%)
6,241
(59.4%)
6,113
(59.6%)
6,633
(62.0%)
6,819
(63.6%)
7,055
(66.9%)
6,575
(66.6%)

資料:国勢調査

教育

高鍋町には、小学校から大学まで7つの学校が立地しています。

高等教育機関

高等学校

中学校

小学校

この記事に関するお問い合わせ先

高鍋町役場 地域政策課

〒884-8655 宮崎県児湯郡高鍋町大字上江8437番地
電話:0983-26-2015(商工観光係) 0983-26-2018(総合政策係)
ファックス:0983-23-6303

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