高鍋町の小・中学校でフッ化物洗口をはじめます

更新日:2025年10月28日

高鍋町では、宮崎県歯・口腔健康づくり推進条例に基づき、児童生徒の歯・口腔の健康づくりの推進を図るため、令和7年度3学期から、小・中学校で希望者を対象にフッ化物洗口を実施します。

フッ化物洗口とは

一定濃度のフッ化物洗口液を用いて、週1回ブクブクうがいを行うむし歯予防法です。永久歯が生え始める4歳頃から生え揃った(12歳頃)後の数年間まで(中学を卒業する頃)がフッ化物洗口の効果的な期間とされています。

対象者について

町内の小・中学校に在籍する児童生徒のうち、実施希望調査において洗口の実施を希望すると回答した児童生徒のみを対象とします。

※ フッ化物洗口は、保護者の皆様の意向に基づく、任意の取り組みです。

洗口の手順

1.10mlの洗口液が入った紙コップ・ティッシュを配付します。

2.洗口液を口に含み、1分間ブクブクうがいをします。

3.うがいが終わったら、洗口液を紙コップに全量吐き出します。

4.紙コップにティッシュを入れて、洗口液を含ませます。

5.紙コップを全て回収し、各学校で廃棄します。

※ 洗口後約30分間は、飲食およびうがいをできるだけ控えます。

フッ化物洗口の安全性について

フッ素は、海水・河川水・土壌など、あらゆる自然界の中に「フッ化物」として存在する天然の元素の一つです。人の体にも微量ながら含まれており、体重50キログラムの人には約2gのフッ素が存在するといわれています。また、日常の飲食物にも少量のフッ素が含まれており、私たちは日々自然にフッ素を摂取しています。学校で行う「フッ化物洗口(週1回法)」において、1回の洗口で体内に取り込まれるフッ素の量はごくわずかであり、健康への影響や安全性については問題がありません。
 

保護者の皆様へ

本事業に関する詳細は、以下の「保護者向け資料」に掲載しています。

フッ化物洗口の目的や方法、安全性、実施にかかる流れなどをまとめておりますので、内容を御確認のうえ、ご家庭で実施への御判断にお役立てください。

この記事に関するお問い合わせ先

高鍋町役場 教育総務課 教育総務係

〒884-0006 宮崎県児湯郡高鍋町大字上江8335番地2
電話:0983-23-0315
ファックス:0983-22-2295

メールでのお問い合わせはこちら