高鍋町立小中学校施設の耐震化状況について

更新日:2019年01月04日

 学校施設等は児童生徒にとって一日の大半を過ごす学習・生活の場であるとともに、災害発生時には地域住民の応急避難場所としての役割を果たす場所であるため、耐震性を含めた安全性の確保は重要であります。
 このため、高鍋町では、学校施設等(校舎・屋内運動場)の耐震診断を実施し、その結果に基づいた年次計画により、補強による耐震化を実施してまいりました。平成24年度に高鍋町立小中学校施設についてすべての耐震化が完了しました。耐震化状況については、「高鍋町立小中学校施設耐震化状況について」のとおりです。
 一方、近年の大規模な大地震では、外壁(外装材)等の落下など、『非構造部材』(注釈1)の被害が発生しています。このことから、現在、高鍋町立小中学校施設では、非構造部材(外壁等)の耐震化に取り組んでいます。また、高鍋町は、日向灘に面し、平地のほとんどが標高10メートル以下で、東南海・南海地震の津波浸水想定地域とされていることから、学校校舎屋上を津波災害時の屋上非難広場としての整備も進めています。年次計画により取り組んでいますが、より一層のご理解、ご協力をお願いします。

(注釈1)非構造部材とは、構造設計の主な対象となる構造体ではなく、天井材や外壁(外装材)等、構造体と区分した部材のことをいいます。

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高鍋町役場 教育総務課 教育総務係

〒884-0006 宮崎県児湯郡高鍋町大字上江8335番地2
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