県内における高病原性鳥インフルエンザの擬似患畜の確認について
11月30日、日向市の肉用鶏農場にて「高病原性鳥インフルエンザ」が疑われた事例について、PCR検査の結果、H5亜型の遺伝子を確認。その後、陽性と判定され、高病原性鳥インフルエンザの擬似患畜が確認されました。
詳細につきましては、別添の資料をご確認ください。
養鶏農家の皆様におかれましては各農場での消毒の実施、鶏舎破損個所の修繕及び鶏の健康観察の徹底に努め、防疫対策の強化をお願いいたします。
また、引き続き、宮崎県内での「緊急一斉消毒」の実施期間でもありますので、鳥インフルエンザの発生を防ぐためにも、ご協力をお願いいたします。
【農場概要】
所在地:日向市東郷町下三ケ2225
使用状況:飼養羽数 約4万羽(肉養鶏)
【経緯】
- 11月30日、13時20分に当該農場において、死亡鶏の増加の報告有り。延岡家畜保健衛生所が通報を受け、農場の立ち入り検査を実施。
- 同日、16時10分に延岡家畜保健衛生所が、当該農場にて鳥インフルエンザの簡易検査を実施。A型インフルエンザ陽性を確認。
- 同日18時45分に宮崎家畜保健衛生所において当該農場から持ち帰った検体にて簡易検査を実施。A型インフルエンザ陽性を確認。
- 12月1日、3時30分に宮崎家畜保健衛生所における確定検査(PCR検査)の結果、H5亜型の遺伝子が確認され、農林水産省に結果を送付。同日4時30分に高病原性鳥インフルエンザの擬似患畜であることを確認。
【防疫対応】
- 発生農場:飼養家きんの殺処分、汚染物品等の埋却及び消毒
- 周辺農場:移動制限の実施(移動制限区域:3km以内、搬出制限区域:10km以内)
- 消毒ポイント:制限区域境界付近に消毒ポイントを設置。車両消毒を行う。
- 発生状況調査:移動制限内の全ての養鶏農場
【緊急一斉消毒の実施期間】
令和2年11月29日(日曜日)から12月25日(金曜日)
宮崎県プレスリリース(12.1) (PDFファイル: 417.5KB)
更新日:2020年12月01日