肥料の被膜殻流出防止について

更新日:2024年04月18日

水稲用一発肥料にはプラスチックが使われています。

○一発肥料とは

一発肥料とは、一度の施肥で長期間にわたる効果を発揮する肥料のことです。

従来の肥料と異なり、頻繁な追肥の必要がなく、作物の成長を長期にわたってサポートする肥料です。

施肥回数減による軽労化や施肥量の削減、養分の流出防止等の利点がある一方、このような肥料は肥効の調節のためプラスチック等で肥料をコーティングしているため、肥料成分が溶出した後、被膜殻のプラスチックが用水路を通じて河川や海へと流出するという問題があります。

被覆肥料のプラスチック殻は水田から流出させないようにしましょう!

プラスチック殻を流さない為に

~対策のポイント~

※対策1 浅水代かき

・均平化…入水前に田面はできるだけ均平にしましょう。

・畔畔管理…あぜが壊れていないか確認しましょう。排水溝には止水板を設置しましょう。

・入水量…大部分の地表が見えるくらい浅めに入水しましょう。

・自然落水…移植前の落水は行わず自然落水により水位を調節しましょう。

 

※対策2 捕集ネットの使用(※強制落水を行う場合)

この記事に関するお問い合わせ先

高鍋町役場 農業政策課 農林畜産係

〒884-8655 宮崎県児湯郡高鍋町大字上江8437番地
電話:0983-26-2021
ファックス:0983-23-6303

メールでのお問い合わせはこちら