DV(ドメスティック・バイオレンス)

 ドメスティック・バイオレンス(DV)とは、配偶者や恋人など親密な関係にある、又はあったものから振るわれる暴力のことです。

 DVと聞くと「殴る」「蹴る」などといった身体への暴力を思い浮かべるかもしれませんが、DVにはさまざまな形の暴力があります。

身体的暴力

殴る、蹴る、物を投げつける、髪を引っ張るなど

精神的暴力

大声で怒鳴る、脅す、無視するなど

性的暴力

性行為を強要する、避妊に協力しない、無理やりポルノビデオや雑誌を見せるなど

経済的暴力

生活費を渡さない、お金を取り上げる、借金させるなど

社会的暴力

外部との接触を制限する、交友関係等を細かく指示するなど

子どもを利用した暴力

子どもの前で暴力を振るう、子どもに危害を加えると脅すなど

• 相手の意見に従わないと、怒鳴られたりしませんか？
• 平気で人が傷つくことを言われたりしませんか？
• あなたの意見を聞かずに、自分勝手に物事を決められたりしませんか？
• 相手の態度に恐怖を感じることはありませんか？
• 「どこに行くのか」、「誰からの電話か」など外出や電話を細かくチェックされたりしませんか？
• いつも相手の機嫌を損ねないように気を使っていませんか？
• 生活費をもらえないことがありませんか？
• 暴力を振るわれた後、急に優しくされたり謝られたりしませんか？
• 「出ていけ」などと脅されたり、実際に追い出されたりしませんか？
• 何を言っても相手にされず無視されたりしませんか？
• 身体や性格や考え方などを責められたりしませんか？

もし、このような兆候がある場合にはDVかもしれません。

DVかもしれないと感じたら、一人で悩まずに早めに相談しましょう。