美術館について

更新日:2025年12月21日

高鍋町美術館について

高鍋町美術館外観

水を湛えるお堀に囲まれた、白壁の美しい美術館

高鍋町美術館は、江戸時代から教育の藩といわれた高鍋町にある美術館です。宮崎県で一番面積の小さい自治体が運営しており、水を湛える城堀の内側に立地しています。町民の憩いの場所、町発展の起点となるべく、1999年11月3日に開館しました。開館以来、西都市・児湯郡ゆかりの作家をはじめとした郷土作家の調査・研究と、作品の収集と公開を中心に、多彩な取り組みをしてまいりました。美術館の建物を含む約6,990平方メートルの敷地内には、タカナベカイドウをはじめ様々な花木があり、四季折々の景色と風情を感じることができます。

コレクション

児島虎次郎≪アイロンがけ≫1913年

当館では、宮崎県の作家による作品を中心に、国内外の作家の絵画、版画、彫刻、工芸、写真など約800点(うち約200点の寄託品を含む)を所蔵しています。また、高鍋町ゆかりの作家で、岡山県高梁市成羽町出身の画家・児島虎次郎の作品も定期的に公開しています。児島虎次郎は、日本で最初に孤児院を創設した石井十次(高鍋町出身)との交流があったことから、石井の娘・友と結婚しています。そのため宮崎に何度も足を運んでおり、当館にとって地域にゆかりのある重要な作家の一人です。

児島虎次郎≪アイロンがけ≫1913年

高鍋町美術館基本方針

使命

1 西都市・児湯郡で唯一の公立美術館として、優れた美術品を収集し、大切に守り、後世へと伝えていく

2 石井十次の生まれた町、日向新しき村の創設された地域としての特性を生かす

3 多様性を受け入れ交流を生み出す(子どもが訪れ、芸術家の卵が初めて出品し、障がいのある方もためらいなく来館できる)

基本理念

高鍋町美術館は、作品の収集、調査研究、保存、公開という基本的機能に加えて、地域の特性や歴史、芸術と社会の関係、忘れられた芸術家の発掘に基づく企画展を開催することで、豊かな人間性と地域への誇りを育みます。当館のコレクション・研究成果を生かした、宮崎県・高鍋町固有の地域文化に光をあてる展覧会や、様々なジャンルにわたった質の高い特別展・企画展を開催し、幅広い層の町民が、地域文化を身近に感じながら、作品に表現された多様な価値観に触れることができる美術館を目指します。

事業方針

1.地方で生活する人々が国内外の実物の美術作品にふれる感動や体験のできる美術館とする
2.高鍋町を中心とした宮崎県の近現代美術史について、全体の流れを踏まえつつ、新たな視点の発見・紹介に努める
3.地域に根差し、さまざまなジャンル(文学や福祉など)を横断的に連携して研究し、その成果を公開する
4. 他の文化施設や福祉施設、大学・学校などの教育機関との連携を図るため、美術館利用の促進、学芸員による解説や授業の実施、教員や大学との連携による鑑賞方法の開発と実践を行う
5.自主企画展の実施と学芸員の育成のため、他館とのネットワークづくりを進める観点による自主企画展の実施および最新の知識や技術習得のための展示・修復・保存などに関する研修を受講する

施設案内リーフレット