SDGsに関する主な取組
高鍋町のSDGsの推進に関する取組紹介
高鍋町では、令和7年7月に「SDGs未来都市」に選定されたことを契機に、持続可能な地域づくりを本格的に推進していくため、8月に地域政策課内に「SDGs推進室」を新たに設置しました。
この推進室は、町全体でSDGsの理念を浸透させるとともに、町民・事業者・関係団体との連携を深めながら、地域課題の解決と持続可能なまちづくりの実現を目指す中核的な役割を担います。
今後は、SDGsの視点を取り入れた政策立案やプロジェクトの推進、啓発活動などを通じて、誰ひとり取り残さないまちの実現に向けた取組を加速させていきます。
高鍋町はSDGs未来都市! 庁舎・駅でPRを展開!
庁舎前の懸垂幕
高鍋町では、「SDGs未来都市」としての理念や、町が進めるさまざまな取組について、より多くの方々に知っていただくことを目的に、庁舎前に「SDGs未来都市」の懸垂幕を掲げています。さらに、町の玄関口である高鍋駅にも横断幕を設置し、来訪者や通勤・通学で利用する方々にも広く発信しています。
また、町役場ロビーには、内閣府より交付された「SDGs未来都市選定証」をはじめ、町のSDGsに関する取組内容を紹介する啓発コーナーを設置しました。町民の皆さまにとってSDGsをより身近に感じていただけるよう、パネル展示などを通じて、わかりやすく情報を提供しています。
これからも高鍋町は、「誰ひとり取り残さない」持続可能なまちづくりをめざし、町民の皆さまとともにSDGsの達成に向けた取組を進めてまいります。
高鍋駅の横断幕
庁舎ロビーの啓発コーナー
高鍋町ゼロカーボンシティ宣言について
高鍋町は、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を、令和4年第1回高鍋町議会定例会にて表明しました。
高鍋町総合計画 × SDGs
総合計画は、町の将来像と、それを実現するための基本的な施策を示す、まちづくりの長期的かつ根本的な指針です。
高鍋町では、この総合計画に基づき、持続可能なまちづくりや地域の活性化に向けた取り組みを、SDGsの理念に沿って推進しています。
地方創生SDGsプラットフォームに加入しています
概 要
内閣府では、SDGsの国内実施を推進し、より一層の地方創生につなげることを目的に、広範なステークホルダーとのパートナーシップを深める官民連携の場として、地方創生SDGs官民連携プラットフォームを設置しており、高鍋町も加入しています。
内 容
(1) 普及促進活動
会員が開催するセミナー等への後援名義発出、各種シンポジウム・セミナー・展示会等の機会を活用した普及促進、ホームページ等による優良事例や関連施策の情報発信等を実施
(2) マッチング支援
将来像を実現するための課題と、それを解決するノウハウや知見の共有が進むよう、プラットフォームが情報共有の基盤となり、官民(官同士、民同士の場合もあり)の情報共有を促進
(3) 分科会開催
会員からのテーマ提案にもとづき分科会を設置し、異分野連携による新たな価値の創出や、共通する課題に対する官民連携を促進、地方創生に資するプロジェクトを創出
地方創生SDGs官民連携プラットフォーム(外部サイトへリンク)
地方創生SDGsプラットフォームに加入しています
高鍋城灯籠まつりにてSDGs特設ブースを設置しました!
令和7年10月25日に開催された高鍋城灯籠まつりにおいて、来場者へのSDGs啓発を目的とした特設ブースを設置しました。
この啓発ブースでは、来場者の皆様にSDGsを「楽しく、わかりやすく」学んでいただくための展示を実施しました。
【主な展示・企画内容】
アンケート結果紹介: 町民の皆様のSDGs認知度や、具体的な取り組み状況に関する調査結果を分かりやすく図示し、現状を共有しました。
SDGsチャレンジクイズ: SDGsのゴールやターゲットに関するクイズを掲示し、誰もが気軽にSDGsの基礎知識を深められる機会を提供しました。
多くの方に足を止めていただき、SDGsを「自分ごと」として考えるきっかけを提供することができました。

SDGs入門研修会を開催しました!
1 研修の目的
本研修会では、カードゲームを活用し、SDGs(持続可能な開発目標)と地方創生との関わりを体験的に学ぶことを目的としており、以下の点を主なねらいとして開催しました。
1.SDGsの理念や各目標の理解を深め、持続可能性の考え方を身につける。
2.地方が抱える課題への理解と、行政・民間・住民が連携して取り組む重要性を学ぶ。
3.多様な立場での意思決定を体験し、協働の大切さを実感する。
4.自ら行動する姿勢を育て、業務や地域活動に主体的に関わる意識を醸成する。
2 研修内容
SDGs(持続可能な開発目標)の理念、ゴール、ターゲットを深く理解し、町政運営や事業立案に活かすため、係長・補佐・課長級職員を対象とした研修会を計2回に分けて開催しました。
講師には、地域活性化起業人であるNPO法人エコリテラシー協会の理事、曽根 進氏をお迎えしました。
研修では、カードゲームを用いたグループワークを通じて、参加者一人ひとりがSDGsを「自分ごと」として考え、実践に繋げるための意識を深めました。
最初に、SDGsの基本的な考えを学んだ後、グループに分かれてカードゲームを実施
係長を対象としたSDGs入門研修会の様子【9月25日開催 35名参加】
グループ内に配付されたカードを吟味する参加者達
課長・補佐を対象としたSDGs入門研修会の様子【10月28日開催 36名参加】
高鍋町SDGs未来都市計画事業の取組紹介!
ラグビー日本代表元主将から学ぶ、One Teamによるまちづくり
1 事業内容
高鍋町は、内閣府の「SDGs未来都市」に選定されており、持続可能な地域づくりへの貢献を目指しています。その取り組みの一環として、「地域活性化企業人制度」を活用し、スポーツを通じて地域の人材育成に取り組んでいます。
本事業は、ラグビー憲章に掲げられる「品位・情熱・結束・規律・尊敬」の精神を教育の力とすることで、目標4「質の高い教育をみんなに」や目標11「住み続けられるまちづくりを」など、SDGsの達成に寄与します。
2 令和7年度実施事業
1.特別授業「優しいパスだからボールがつながる」の実施
ラグビー元日本代表の菊谷崇さんをお招きし、高鍋東小学校(10月29日実施)と高鍋西小学校(11月19日実施)にて、人材育成のための特別授業を実施いたしました。これは、児童たちに協調性や判断力、コミュニケーション能力を身につけてもらうことを目的として行われました。
特別授業「優しいパスだからボールがつながる」のルール
ラグビー日本代表元主将菊谷さんから「優しいパスだからボールがつながる」「優しくないパスはつながらない」などのアドバイスを熱心に聞き入る児童たち
「パスを出し合って得点を決めるのが楽しかった」「心を1つにしてラグビーのパスをしたり、作戦を立てるのが楽しかった」【特別授業で協調性を学ぶ高鍋東小学校4年生】
(ラグビー元日本代表 菊谷崇さんコメント)
「自分たちのテーマを作って話し合う時間が子供たちにとって学びのある時間になって、私生活にも色んな意味で生きていけばいいと思います」【授業実施後の高鍋東小学校4年生の集合写真】
仲間への声掛けなどチームプレーの作戦会議をする児童たち【高鍋西小学校4年生】
心を込めたパス:ラグビーボールをつなぐ高鍋西小学校4年生の連携
中高生の実践的キャリア教育事業
1 事業内容:起業家ワークショップの開催
このたび、持続可能な地域社会の担い手育成に資する取り組みとして、高鍋西中学校1年生を対象とした起業家ワークショップを開催いたしました。
参加した生徒たちは、社会課題の解決につながる革新的なアイデア創出に挑戦。以下の9つの社会的なテーマの中から、関心のあるジャンルを1人3つ選択し、アイデアを出し合いました。
【対象ジャンル】
1 農業
2 SDGs(持続可能な開発目標)
3 防災
4 医療・福祉
5 スポーツ
6 文化・芸術
7 空き家活用
8 デジタル(テクノロジー)
9 経済・お店(地域活性化など)
2 起業家ワークショップの概要と成果
本プログラムの最大の目標は、「発想力と実現可能性を探る力」の徹底的な強化です。
アイデア創出:参加者は選択した3つのジャンルに対し、それぞれ約30個、合計100個にも上るアイデアを企画・提案しました。
ベストアイデア選定:生み出された膨大なアイデアの中から、各参加者が自信を持って推進すべき「ベスト3」を選出しました。
ワークショップでは、アイデアが多数誕生し、大変実りのあるものとなりました。
高鍋西中学校1年生を対象に実施された起業家ワークショップの様子
真剣勝負! 高鍋西中学校1年生 アイデア出し合いの様子
3 事業実施課
高鍋町教育委員会 教育総務課 連絡先 0983-23-0315








更新日:2025年11月25日