消費者トラブルの事例と対策について

更新日:2025年04月28日

消費者トラブルについて

悪質商法や架空請求など消費者トラブルの事例とその対策、気を付けるべきことについて紹介します。

近年は低価格を強調する広告を見て、1回だけと注文をしたら定期購入となりキャンセル料が発生する事例や、投資詐欺やロマンス詐欺など高額な被害額となる事例の相談が寄せられています。

返金が難しい場合も多いため、電話や訪問、インターネット、SNSなどによるさまざまな事例を知り、対策に努めましょう。

SMSやメールでのフィッシング詐欺について

事業者や公的機関など実在する組織をかたるSMS(ショートメッセージサービス)やメールを送信し、IDやパスワード、暗証番号、クレジットカード番号などの個人情報を詐取したうえ、クレジットカード等を不正利用するフィッシングに関する相談が多く寄せられています。
日頃利用している事業者等からの送信と思えても、まずフィッシングを疑うことが必要です。記載されているURLにはアクセスせず、正規のアプリからアクセスするように対策しましょう。
フィッシングサイトに個人の情報を入力してしまうと、クレジットカードや個人情報を不正利用されるおそれがありますので、絶対に入力してはいけません。情報を入力してしまったら、同じIDやパスワード等を使っているサービスを含め、すぐに変更し、クレジットカード会社や金融機関等に連絡しましょう。

屋根工事など訪問販売による点検商法トラブルについて

訪問販売による屋根工事の点検商法、排水管の点検や洗浄サービス商法などの相談が年末年始は多く寄せられます。(台風が多い時期も同様です)

点検をさせると相手の巧妙な勧誘トークに乗せられ、断れなくなるため、突然訪問してきた業者には、たとえ無料と言われても安易に点検を依頼しないようにしましょう。

契約はすぐに決めないことが大切です。事業者の説明をうのみにせず、必要がない契約はきっぱり断りましょう。

もし契約してしまってもクーリングオフができる場合があります。困ったときは消費生活センター等に相談しましょう。

(参考)屋根工事の点検商法のトラブルが増えています ※国民生活センターへの外部リンク

(参考)排水管の点検や洗浄の勧誘にご注意! ※国民生活センターへの外部リンク

定期購入トラブルについて

テレビショッピングやインターネット通信販売での「定期購入」に関する相談が増加しています。健康食品や化粧品の分野が多く、想定していないキャンセル料が発生したなどの相談が寄せられています。

特にインターネット通販では、必ず最終画面で「定期購入が条件となっていないか」など記載されている事項を確認しましょう。
インターネット通販やテレビショッピングなどの通信販売には、法律上のクーリング・オフ制度はありません。返品の可否や条件についての特約があればそれに従うことになります。通信販売で購入する際は、事前に返品ができるかどうかや返品が可能な場合の条件などをよく確認しましょう!

(参考)【10代20代も注意!】お試しネット通販トラブル ※国民生活センターへの外部リンク

ロマンス詐欺について

SNSやマッチングアプリなどインターネットで知り合った外国人と親しく連絡を取り合ううちに送金を迫られる、いわゆる「国際ロマンス詐欺」に関する相談が増加しています。
手口はさまざまですが、現金等を受け取ってほしいと言われ、そのための送料や手数料を請求されるといった相談事例があります。

国際ロマンス詐欺は被害に遭ってしまうと金銭的救済が困難となるばかりでなく、信頼していた人から裏切られることによる精神的負担も大きいため、未然に防ぐことが重要です。不安に思った場合やトラブルが生じた場合は、消費生活センター等へ相談してください。
 

防犯や特殊詐欺被害等に関する情報について

防犯に役立つ情報や、SNS型投資・ロマンス詐欺といった特殊詐欺等の情報については、地域安全情報のページでも紹介しています。

地域安全情報について

問い合わせ・相談先など

・西都児湯消費生活相談センター 0983-23-2110 または局番なしの188(消費者ホットライン)
開設場所:高鍋町役場本館1階 町民生活課隣
相談受付:月曜日から金曜日、午前9時から正午・午後1時から午後4時まで。

・高鍋警察署 0983-22-0110

・警察安全相談電話 #9110 ※警察官に今すぐ駆けつけてもらいたいような緊急の場合は110番へ

この記事に関するお問い合わせ先

高鍋町役場 危機管理課 消防・生活安全係

〒884-8655 宮崎県児湯郡高鍋町大字上江8437番地
電話:0983-26-2022
ファックス:0983-23-6303

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